木造2階建、完成致しました


〈外観〉
現在区画整理中で、色々なハウスメーカー様や工務店様の建てる家が立ち並びますが、黄と赤のコントラストが目を惹きます。デザインパネルの貼り方やサッシ位置・高さに特に気を配りました。また、裏手は土手沿いの道路から見えるので、凹凸のある外観が楽しめるようになっています。
〈リビング〉
リビングが敷地の奥にあるのですが、土手側のハイサッシが、部屋を明るくしています。壁のエコカラットが更に明るい雰囲気を作りだしています。
TVボードはLIXIL(リクシル)のタスボックスで作っています。部屋に統一感が生まれます。
〈キッチン〉
キッチンと背面収納の面材が違うのですが、リビング側から見える背面収納が白なので、部屋が大きく見えます。収納量がとても多いキッチンです。
〈ニッチ・出入口〉
ニッチと、洗面などの水廻りとリビングとの境の形状を揃え、統一性をもたせました。水廻りへの廊下の天井は、階段が下がっているのですが、この垂れ壁形状で見えずにデザインを楽しめます。

小林ビル進捗状況


弊社小林ビルは、内部造作工事と、外部はALC工事を行っています。
今回は、床の施工方法をご紹介致します。

弊社の木造3階建の新築の設計標準では、梁上に構造用合板24mm+石膏ボード12.5mm+9mmの合板の上に仕上げ材を用いるのが一般的です。厚い構造用合板+石膏ボードが、固い床(剛床)としての役割を果たしているので、構造的に問題なく、もちろん床鳴り等ありません。
今回は、構造用合板24mm+石膏ボード12.5mmの上に、フリーフロアという置床の施工方法をとってみました。
設備配管等を置床の下にいれて、構造部材とはからませない手法です。
また、上階からの音の伝達(振動)も、標準設計より更に防ぎます。

外壁は35mmの木造用のALCを使用しています。先日記述しましたが、断熱性に優れているので、弊社の標準品として使用しています。今回は全体に細かいボーダー模様もデザインパネルを使います。

小林ビルの最新状況


弊社小林ビルの上棟以来、ご無沙汰でした。。。
上棟後は、ひたすら金物を取り付けていました。というのは、今回は軒高9.0mを超える適合判定物件で、構造計算が通常の木造3階建よりも不利な条件になるように計算しなければいけませんでした。その結果、柱は通常のホワイトウッドよりもより硬い米松、金物もかなり多くなりました。硬い柱は金物を取り付けるにも一苦労です。通常の木造3階建の倍以上の労力かもしれません。
金物などを取り付けた後は、役所・第3者機関の中間検査を受け、もちろん合格!

その後は、断熱材や石膏ボードや給水配管・電気配線をしました。断熱材は10cmのグラスウールが壁・各階天井に、3階天井にはスタイロフォームというものをいれています。断熱材には、種類・密度がいろいろありますが、弊社の標準ではマットエース10の10cmを壁・天井に使用しますが、お客様には好評を得ています。また、準防火地域内に建てる3階建の共同住宅ということで、1時間準耐火といって、加熱時間1時間は損傷しない建物の基準にしなければいけません。なので、壁の12.5mmの石膏ボードを2枚貼ったりしています。

外部は、防水紙を全面にはり、通気胴縁というALCと防水紙との空気層をもうけ、空気の通り道を作りました。

南水元2丁目2階建、ALC施工しました


ご無沙汰しております。1か月ほど更新が途絶えておりました。。。
南水元の木造2階建、弊社新事務所とも、順調に工事が進んでおります。

まずは南水元木造2階建から。
JIOによる中間検査終了後から、内部の壁の造作、ユニットバスの設置、断熱材の敷きこみ、そして石膏ボードを施工と、家の間取りがわかる状態までになっています。お施主様との打ち合わせが密な時期です。
プラン段階も打ち合わせを重ねますが、内部の建具の大きさ、ユニットバスの仕様、外部デザインなど決めていきます。

弊社では、プラン打ち合わせ段階で、パースと立面図でお客様に、建物の形をご説明致します。弊社の外部建材として、ALCの35mmを標準品として使用しています。サイディングとALCはよく比較され、どちらにもメリット・デメリットがあります(比較サイトがあります)。弊社では、ALCのメリットの耐火性、サイディングに較べ厚く断熱材と一緒に用いた時の快適な断熱性(真夏と冬には、特に違いがよくわかります)をお客様からご好評を得ておりますので、使用しています。

そのALCはひらパネルという、全くデザイン加工されてないものと、デザイン加工されたデザインパネルがあります。
それらを組合せ、ALCに塗装し、外観が出来ていきます。

今回は、道路面の窓周り、玄関へのアプローチの際目立つ窓周り、土手側から見える真裏にもデザインパネルを施しています。

南水元2丁目JIO検査合格


南水元の木造2階建ては、第3者機関による検査が先日行われました。今回の検査は、屋根防水工事が完了し、耐力壁・柱の位置、ホールダウン金物などが、図面通り適切に取り付けられているかが検査対象となります。

耐力壁は、確認申請時に、風圧力・地震力に耐えうるように、またバランスよく配置・計算します。弊社では、最低でも建築基準法のクリア値の1.25倍以上の耐力壁をいれています。

また、いくら柱・梁・耐力壁をいれても、金物を適切にいれなければ意味がありません。
柱と土台、柱と梁を緊結し、地震や台風などで柱が引き抜かれるのを防ぎます。
弊社では、まずN値計算といって耐力壁から柱の引き抜き力を算定する方法で、必要なホールダウン金物の強度を出します。
建物の隅は、引き抜き力が大きく生じるので、2つ取り付けたり、サッシの両脇の柱にも引き抜きが生じます。

ホールダウン金物は、15kN、20kN、25kN、30kN(キロニュートン)の大きさで、ビス留めの本数が違ったりします。10kN用はコーナー用といって、小さいけど欠損が少なくすむものを使用しています。金物も、各メーカー年毎に新商品をだしています。

小金建工新社屋もこれから、金物取り付け中です。新しいお住まいをご検討されているお客様、現場でご説明いたしますので、お気軽にご連絡いただければと思います!

小林ビル 上棟


小林ビルが日・月曜日の2日で上棟致しました。土曜日に土台を敷き、柱・梁・床合板を搬入しました。日曜日から建て方です。1日目は1階柱・2階梁・2階柱・2階床合板・3階梁まで。柱の本数が多く、面積も通常の木造2階建より大きいので、2日掛かりです。そして、2日目は、3階柱・3階床合板・小屋梁・小屋組。
木造3階+小屋裏収納の上棟です。
台風の影響で、天気が不安定でしたが、持ちこたえてくれました。

足場を組みました


小林ビルは8/25に基礎の耐圧盤のコンクリートを打設後、基礎の立ち上がりのコンクリートを4日後に打ちました。天気が不安定な日々が続きますが、雨は打設後に散水代わり(コンクリートは打設後、急激な乾燥を防ぐため、散水するなどの養生が必要です)に降るなどラッキーに進みました。翌々日に型枠をばらし、9/1に足場を組みました。
9/4(日)・5(月)で建て方を行う予定です。台風の影響がないことを願います。

南水元2階建て 建て方


南水元の木造2階建は、20日に土台を引き、22日に建て方をしました。
写真は、更地の状態と建て方(柱と梁・小屋梁を組んだ状態)後の比較です。基礎段階では、設計図よりも小さく感じてしまうお施主様が大半ですが、建て方後は大きく感じるそうです。

ポターンという電動のクレーンが、プレカットされた材料を持ち上げていきます。建物内で、リモコン操作で材料を下せ、静かです。
土台は米ヒバ、柱はホワイドウッドの集成材、梁は米松を使用しています。シックハウス対策に係る基準(ホルムアルデヒドなど有害な化学物質に係る基準)では、発散量でF☆☆☆☆(発散量少)~F☆☆(発散量大)と使用面積を制限していますが、柱・梁などの室内に面してないところもF☆☆☆☆のものを使用しています。

土台に防蟻・防腐剤は白アリ・湿気対策です。地盤面から1mの高さまでは何らかの対策をとるように建築基準法で定められています。写真では土台だけですが、この後、柱ももちろん処置します。

現場は、南水元の区画整理をしている場所で、中川を眺め、見晴しがよいです。飯塚橋からも見えます。

基礎配筋、コンクリートを打設しています


先週末から型枠を組み、基礎の配筋を始めました。耐圧盤を、鉄筋径D13を150mmピッチに、基礎梁の鉄筋径をD16にと、木造の建物の割には鉄筋が太く細かいので苦労しました。大雨などもあり、5日程配筋に要しました。
昨日社内検査、第3者機関による配筋検査で、鉄筋径、長さ、かぶり厚さ等を確認しました。
今日から、コンクリートの打設です。雨が降らないように願いながら、耐圧盤のコンクリートを打っています。打設しているコンクリートの硬さや空気量をみるため、これも第三者機関に確認してもらいます。スランプ試験といって、内径が10㎝~20㎝、高さが30㎝のコーンにコンクリートを入れ、はずした時の下がった長さを調べ、コンクリートの硬軟を確認します。設計図書にはスランプ値は18cmとしております。許容範囲は±2.5cmです。
この時期は湿度が高いので、スランプ値が高めに出がちです。また、テストピースを作り、圧縮強度試験をしてもらいます。

小林ビル、着工致しました!


弊社小林ビルですが、夏季休暇中にようやく確認申請がおりました。木造で軒高9mを超える適判物件だったがために、確認申請を提出してから3か月もたってしまいました。同じ木造3階建共同住宅は確認申請を提出してから、問題なければ1か月程度でおります。
構造事務所さんには、苦労をかけました。。。

が、晴れておりたので8/17から着工致しました。すでに地盤改良はしておりました。遣り方をして、レベルを出します。根切りをし砕石を敷き詰めます。その後、ポリフィルムという薄い防湿シートを全体に敷きました。土から上ってくる湿気を防ぎます。
その後、捨てコンを打っております。
本日は猛暑日なので、職人さん達も汗だくです。

工事が始まり、近隣の皆様にはご迷惑をお掛けいたします。