南水元の木造2階建ては、第3者機関による検査が先日行われました。今回の検査は、屋根防水工事が完了し、耐力壁・柱の位置、ホールダウン金物などが、図面通り適切に取り付けられているかが検査対象となります。
耐力壁は、確認申請時に、風圧力・地震力に耐えうるように、またバランスよく配置・計算します。弊社では、最低でも建築基準法のクリア値の1.25倍以上の耐力壁をいれています。
また、いくら柱・梁・耐力壁をいれても、金物を適切にいれなければ意味がありません。
柱と土台、柱と梁を緊結し、地震や台風などで柱が引き抜かれるのを防ぎます。
弊社では、まずN値計算といって耐力壁から柱の引き抜き力を算定する方法で、必要なホールダウン金物の強度を出します。
建物の隅は、引き抜き力が大きく生じるので、2つ取り付けたり、サッシの両脇の柱にも引き抜きが生じます。
ホールダウン金物は、15kN、20kN、25kN、30kN(キロニュートン)の大きさで、ビス留めの本数が違ったりします。10kN用はコーナー用といって、小さいけど欠損が少なくすむものを使用しています。金物も、各メーカー年毎に新商品をだしています。
小金建工新社屋もこれから、金物取り付け中です。新しいお住まいをご検討されているお客様、現場でご説明いたしますので、お気軽にご連絡いただければと思います!