弊社小林ビルの上棟以来、ご無沙汰でした。。。
上棟後は、ひたすら金物を取り付けていました。というのは、今回は軒高9.0mを超える適合判定物件で、構造計算が通常の木造3階建よりも不利な条件になるように計算しなければいけませんでした。その結果、柱は通常のホワイトウッドよりもより硬い米松、金物もかなり多くなりました。硬い柱は金物を取り付けるにも一苦労です。通常の木造3階建の倍以上の労力かもしれません。
金物などを取り付けた後は、役所・第3者機関の中間検査を受け、もちろん合格!
その後は、断熱材や石膏ボードや給水配管・電気配線をしました。断熱材は10cmのグラスウールが壁・各階天井に、3階天井にはスタイロフォームというものをいれています。断熱材には、種類・密度がいろいろありますが、弊社の標準ではマットエース10の10cmを壁・天井に使用しますが、お客様には好評を得ています。また、準防火地域内に建てる3階建の共同住宅ということで、1時間準耐火といって、加熱時間1時間は損傷しない建物の基準にしなければいけません。なので、壁の12.5mmの石膏ボードを2枚貼ったりしています。
外部は、防水紙を全面にはり、通気胴縁というALCと防水紙との空気層をもうけ、空気の通り道を作りました。