木造住宅の耐震改修のご案内

東日本大震災と長野県北部地震から丸一年経ちました。その日は都内でも震度5強でかなり揺れましたが、その後家に帰ってからテレビで見た映像がとてもショッキングで、亡くなられた方や、実際その場にいた方の事を思うと本当に今も胸が痛みます。瓦礫も残り、原発の問題もありますが、こちらでもできることをして復興への手助けが出来たらと切に願います。

地震後は、みなさん各家での地震対策や、地域の避難訓練など積極的に参加されてるようです。が、先日のニュースで厳しいものがありました。
「もし、首都直下型の震度7クラスの地震が起こると、1981年の建築基準法改正以前の木造の建物は65%以上が全壊する。特に老朽化した61年以前の建物は、84%以上が全壊する。」というものです。

葛飾区では、耐震診断・改修設計・改修の助成が始まりました。木造2階建以下が対象で、耐震診断は年数に関係がありません。また、耐震診断・改修設計を経て、改修される1981年5月31日以前に建築された(旧建築基準法によるもの)木造2階建が助成の対象で、補助率1/2かつ限度額が80万円の助成になるそうです。
また、65歳以上の方、身体の障害が4級以上の方、又は同居する方は限度額の80万円が120万円になるそうです。

重い瓦屋根を葺き替えたかった、耐震性に不安があるので補強をしたかった・・・という方は、これを機会にご相談していただければと思います。

葛飾区木造建築物耐震助成について*この助成は平成24年度対象です。来年度以降については未定です。