現在南水元の区画整理の中で新築中のS様邸は、木造・平屋建ての住宅です。先日、瓦葺きをしました。
最近の住宅の屋根は、軽量化や価格面からスレート葺きが多いのですが、瓦屋根は、不燃材料で、熱容量が大きく夏は涼しく冬は暖かいという断熱性能があります。
東日本大震災時、瓦が落下する被害がありましたが、ガイドライン工法(平成13年)以前の、葺土だけで瓦を固定させた棟部の被害が多くありました。
現在のガイドライン工法は、阪神淡路大震災の震度7に耐えられるガイドラインです。このガイドラインでは棟瓦を金物や銅線で建物本体から固定させるので、落下する可能性が減っています。
また、最近関東では竜巻などの強風の被害が多く見受けられます。台風や巻き上げる上向きの力にも耐えられるように設計されています。
今回は平屋建てですが、基礎の高さや軒高を高く設計しています。また屋根がよく見える平面形状をとっているので、ご覧になると瓦屋根の美しさを感じることが出来ます。
内部は断熱材を敷きこんだあと、石膏ボードを貼っています。ユニットバスも入っています。
リビングは柱形が現れた真壁、その他の部屋は一般的な大壁です。
建て替えなどをお考えのお客様、施工中のご見学のチャンスですので、興味のある方はお電話ください。ご案内致します。